Ti voglio bene.

好きなもの、好きなこと、好きな人について。

舞台『ハンブルボーイ』

井ノ原さんの作品のなかで、役柄やお話の内容など含めて一番好きなのが2004年の「ハンブルボーイ」。
もともとミュージカルよりもストレートプレイの方が好きなことと、自分にはよく分からない理系の話が出てくる物語が好きっていう個人的嗜好にドンピシャだったということが大きいです。

宇宙物理学者のフェリックス(井ノ原さん)。もうね、なんとも言えずかわいいのですよ。ビジュアルからして井ノ原さんじゃなくて、フェリックスだからね。髪型がね、パーマでいい感じにもじゃっとしてて、外国の小さい子供みたい、、、に見えてました(笑)あんなに可愛らしい井ノ原さんて、あとにも先にもこの作品でしかお目にかかってない気がします。

イングリッシュガーデンが舞台のお話なので、ステージにお庭が作られていて、それだけで作品の世界に入り込んだ感じがしました。最前列で観れた日があったのですが、目の前に本物の土と草と花があって、蜂の羽音がして、甘い香りがほのかに漂ってきたことを今でもはっきり覚えています。

この作品が好き過ぎて、原作本を取り寄せて読んだり、フェリックスが話していたひも理論を理解したくて科学系の本を読んだりしてました。。。英語できないのでかなり苦労したけど(笑)

10年以上前の作品ですが、まだ作品紹介サイトが見れるので時折見にいってるくらい好きなんです。今の井ノ原さんが演じるフェリックスを観たいなぁ。再演して欲しい!何回でも観に行くよ!